宗教対話
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2015年度関東フォーラム 宗教対話Ⅰ
第1回 古典で読む20世紀 第Ⅱ期
講師:武田 利邦 
(農村伝道神学校講師)

 20世紀は、人類の歴史の中で、多くの記録を更新しました。史上最大の戦死者、ナチによる数百万のユダヤ人虐殺、核兵器の投下―広島、長崎、運動から体制になった「社会主義」とその解体。激動の20世紀を、古典を読み解くことから、21世紀と人類の未来をともに考えあいませんか。2014年度の第一期では、19世紀の思想家を、今回は20世紀の思想家を取り上げます。戦後70年、長期の展望から未来を見据えましょう。

第1回『同時代人サルトル』 長谷川宏(講談社学術文庫) 

  サルトルの『実存主義とは何か』を取り上げる予定でしたが、文庫に入っていないので、本書を手掛かりに戦後前期の最大の思想家ともいうべきサルトルに迫ります。長谷川さんは、現代日本を代表する哲学者と言ってよいでしょう。
 特に一章「サルトルの若さ」2章「政治思想の視座」を取り上げます。もちろんサルトルの『実存主義とは何か』は人文書院版全集では比較的薄いものですから、読んでおいていただければ、ありがたいです。同書のレジュメはファシリテーターが作成します。

2015年5月22日 (金) 18:00~20:30
場 所:日本キリスト教団 早稲田教会 ロビー
    新宿区西早稲田2-3-1
参加費:1回500円、4回連続の場合は1,500円

 テキスト:長谷川宏 『同時代人サルトル』 (講談社学術文庫) 

<講師プロフィール>
武田 利邦(たけだ としくに) 氏
農村伝道神学校講師

日本クリスチャン・アカデミー関東活動センター運営委員、農村伝道神学校講師
長年、公立高校教員として、高校生に「よくわかるマルクスや、キルケゴール」を語ってきた実績あり。

  
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