宗教対話
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2020年度関東フォーラム宗教対話
連続講座『日本キリスト教史を読む』(番外編)
特別講義「スペイン風邪の(1918-20年)の時、この国のキリスト教会はどうしたか」

講師:戒能 信生 
(日本基督教団千代田教会牧師)

 1918-20 年(大正 7‐9 年)、この国でも「スペイン風邪」が流行しました。世界中で 4 千万人が死亡したとさ れるパンデミックでした。日本だけでも、当時の内務省の調査で 38 万 5 千人が亡くなったとなされています。歴史人 口学者・速見融氏の推計では、内地だけで 45・3 万人、当時日本の植民地とされていた台湾・朝鮮・樺太などで 約 28・7 万人、合計 74 万人が命を失ったと見られています。これほどの犠牲 者が出たにもかかわらず、その後の教会の記録などには、その影響や痕跡を見 出すことがほとんどできません。それは何故なのか、その時キリスト教会はどう対 応したのかについて、当時の第一次資料から読み解いてみましょう。2017-19 年に行なわれた連続講座「日本キリスト教史を読む」の番外編として、 COVID-19 の感染が拡大している現在と共通する課題を共に考えるために、 この講座は企画されました。

2020年9月24日 (木) 14:00~16:00
場 所:早稲田奉仕園 スコットホール
     新宿区西早稲田2-3-18
参加費:1,000円(会場費、資料代)
定 員:先着80名
スコットホール(定員200名のチャペル)を会場に先着80名限定で実施されます。充分気をつけてご参加ください。
  
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